今秋、四回目となる美術品展示販売会「美祭 撰」を開催いたします。
「美祭 撰」は、春と秋の年二回、選りすぐりの作品だけをご紹介するワンランク上の美術品展示販売イベントです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、約1年半ぶりの開催となる今回、葛飾北斎、上村松園、横山大観などの日本美術の優品約55点あまりを取り揃え、ギャラリーにて展示・販売いたします。
また全ての出品作品を掲載したカタログを発行し、ご来場頂けない方にも、見て、買って楽しんで頂けます。美術品を「観る楽しみ」から「持つ喜び」へ。どうぞご覧ください!
本展の見どころ
貴重な作品の数々をガラスケースなしに見ることができます!
加島美術は、創業当初から作品に直接触れる体験を大切にしてきました。ガラス越しではなかなか感じることのできない作品の佇まい、作家の筆遣い、紙や墨が持つ独特の質感や経年美といった、古美術品ならではの魅力を存分に堪能して頂けます。
2021年秋の「美祭 撰」注目作品!
約1年半ぶりの開催となる今回の「美祭 撰」では、選りすぐりの作品約55点を出展いたします。どれも加島美術が自信を持ってお届けする優品ですが、中でも今回の注目作品は葛飾北斎の肉筆画「水草水鶏図」、狩野一信「獅子落子図」、前田 青邨「富士」。その他にも、松尾芭蕉、白隠慧鶴などの筆跡、上村松園、伊東深水、小野竹喬などの近代絵画といった、珠玉の作品を取り揃えております。
アートブックのような充実のオリジナルカタログ!
加島美術がこだわり続けてきたオリジナルカタログ。多くの皆様にご好評いただいているカタログ内のコラムページは、今回も充実した内容でご用意いたしました。
特別ゲストをお招きしてお話を伺う「Art Interview」では、北斎館館長として数々の展覧会や作品発掘に携わる安村敏信先生をお招きし、世界中の美術愛好家を虜にする葛飾北斎の魅力を伺いました。また、「数寄がたり」では、府中市美術館学芸員の金子信久さんによる江戸時代の虎の絵についての考察を掲載。「日本美術を支える人々」では、公益財団法人摘水軒記念文化振興財団理事長の寺嶋哲生さんに、近世絵画のコレクションをつくり育てる愉しみについてお話頂きました。美術ファンの皆さまに読み物としても楽しんでいただけるアートブックのような一冊です。新規でお申し込み頂いた方には、無料でカタログを進呈いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
- 開催日時
2021年11月13日(土)~11月28日(日)
10:00~18:00*会期中無休
- 会場
加島美術 東京都中央区京橋3-3-2
TEL 03-3276-0700 FAX 03-3276-0701
E-mail info@kashima-arts.co.jp