バック・トゥ・ザ・江戸絵画〜若冲・蕭白・蘆雪・白隠〜
昔々、西暦1700年頃の江戸時代、際立った個性を放った画家たちがいた
彼らは時に共鳴し、競い合い、自らの信じた道を歩き続けた
その筆先に信念を、画面に命を込めるかのように絵画に生涯をささげた
それから300年
長い旅路の果てに、同じ一枚の画を前にして、現代の私たちは立つことができる
それはまるでタイムマシーンのように
イントロダクション
江戸時代中期、権威や常識に囚われず、自らの絵筆でその道を切り拓いた画家たちがいました。彼らの作品の独自性や創造性はあまりに傑出し、現代の私たちの目にも斬新に映ります。その異形とも言える作品群の強い魅力は、300年の時空を超えた今もなお衰えることはありません。これらの作品が持つ強いエネルギーや匂い立つような生々しさの正体を突き止めようと、眺めれば眺めるほど私たちは作品に引き込まれていきます。不思議な愛嬌を持つ可愛らしさ、時として放たれるグロテスクさ・・。変幻自在の自由な発想で、彼らは美の常識に挑み続けました。時を超えて彼らのメッセージを受け取る私たちもまた、彼らと同じように自由な心で作品を楽しむべく本展を開催するものです。もちろん気になる作品があればその場で購入可能!タイムマシーンに乗ったつもりで、型破りな江戸絵画の世界をぜひお楽しみください。
キャスト
みどころ
新出作品を展示
展示会場では、カタログ未掲載の作品も展示します。今回初めてお目見えする作品ですのでお見逃しなく。
貴重な作品の数々が展示ケースなしでご覧いただけます
伊藤若冲、曽我蕭白、白隠慧鶴、長澤蘆雪らの作品が並ぶ空間はまさに「バック・トゥ 江戸」。その他にも円山應挙、鈴木其一、岩佐又兵衛、林十江の作品も出品されます。それらの作品が一堂に会する展示を無料で楽しんで頂ける貴重な機会です。しかも、そのいずれもガラスケース越しではなく直接ご覧いただくことができますので、作品が持つ迫力を存分に楽しんでいただける展示会です。直接見ることでしか感じることのできない古い紙や墨が持つ独特の質感やその佇まいをぜひお楽しみください。
特製カタログ配布
本展に登場する画家たちを楽しく紹介したオリジナルカタログを皆様に無料で配布。ご自宅で楽しみながら作品をお選びいただくことができます。カタログには現在「へそまがり日本美術」が人気を集めている、府中市美術館の金子信久先生の寄稿文も掲載。ぜひ、この機会にお申込みください。
- サイズB5
- 36ページ
申込制・無料配布
開催概要
バック・トゥ・ザ・江戸絵画〜若冲・蕭白・蘆雪・白隠〜
- 開催日時
2019年3月21日(木)-3月31日(日)
10:00〜18:00 ※会期中無休- 展示点数
約35点
- 会場
加島美術
TEL:03-3276-0700
FAX:03-3276-0701
〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2