作家名 |
河井寛次郎かわい かんじろう
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作家詳細 |
(1890~1966)昭和の陶芸家。島根県生。二十四歳で東京高等工業学校窯業科を卒業後、京都市立陶磁器試験所に入り、浜田庄司と約一万種類の釉薬の試験焼きをする。三十歳で京都五条坂に鐘渓窯を築き独立。バーナード・リーチの作品に感銘を受け、浜田庄司らと柳宗悦の民芸運動に参加。作風ははじめ中国、朝鮮の古陶に則っていたが、晩年は技法を凝らした釉薬の表現を開いた。晩年にはパリ万博やミラノトリエンナーレに出品、受賞するなど活躍の場は広かった。 |
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